趣味の時間を愉しむ書斎の多様性

実用性はもちろんのこと、せっかくなら気分が高まるようなおしゃれな書斎・ワークスペースを作りたい方も多いのではないでしょうか！

そもそも「書斎」とは？

「書斎」を調べてみると、「居宅に設けられた、読書や書き物をするための部屋」と記載していました。

テレワークが始まった時期から特に書斎というワードを目にする機会が心なしか増えた気がします。

また、書斎というワードに縛られず「ワークスペース」「スタディーコーナー」「フリースペース」などとらえ方は広くなった気がします。

では、書斎のメリット、デメリットとは何なのでしょうか？

後半では書斎の種類についてもお話しします！

書斎を設けるメリット

集中できる環境

テレワーク、リモートワークが増加に伴いお家でお仕事をされるかたも増えました。

書斎を設けるメリットとして作業に集中して取り組みやすい。ということ挙げられます。

書斎がなくてもダイニングテーブルなどで仕事やお子様の勉強など行うことはできますが、食事の度にパソコンや書類を片づけるのは少し非効率的です…。

常に落ち着いて作業できるスペースがあると便利です！

プライバシーの確保

次に、プライバシーを大切にしたいと思っている方は、独立型の書斎がおススメです。

ひとりの時間を過ごせる環境をととのえることで、ストレスフリーな毎日に近づけるかもしれません。

また、家計簿などお客様には見られたくないものを収納するにも、書斎があると便利です！

メリハリのある生活

書斎があることで気持ちのON・OFFを切り替えやすいこともメリットです。

在宅ワーカーは日常生活と仕事のどちらも家の中で行う必要がありますが、書斎があればメリハリを付けやすくなります。

書斎を設けるデメリット

書斎のデメリットについてお話しします。

周囲と隔離された空間

書斎は集中して作業をするのに最適なスペースです。
ですが、性格やライフスタイルによって書斎を設けることで室内に入りびたりとなってしまうケースもあります…。
新しいお家で家族と過ごす時間が減らないよう注意が必要です。

用途の限定

書斎は1～2畳程度のミニマムなスペースでも成立します。
他のスペースを広くとるため、できるだけコンパクトな書斎を設けるケースが少なくありません。
その場合、使用しなくなるとデッドスペースになってしまう可能性があります。

建築コスト

どんなに小さな書斎でも、一つの部屋となるとそれだけ建築コストはかかります。

予算計画に基づいた計画が必要かと思います。

２畳～３畳の狭い書斎もおしゃれに！

ここからは書斎のタイプを紹介します！

個室タイプ

独立している個室タイプの書斎ならば、中に籠って作業に集中できます。

2畳あれば机とイスが置け、本棚など置くスペースがあります。

日当たりが良すぎると本棚に収納した書物の劣化など心配になるので、趣味によって部屋や窓の位置を検討することが大事です。

コレクションが日焼けしてしまった日には立ち直れません…。

また、独立した個室を確保できれば、静かな環境の中に籠って作業ができるのでWeb会議がある在宅ワークには最適です。

オープンタイプの書斎

リビング・ダイニングや寝室など、広さにゆとりがある空間の一部に書斎を設けます。

個室タイプよりもスペースを確保しやすく、完全な個室にすることはできなくても袖壁や腰壁を入れて半プライベート空間としたり、レイアウトやインテリアを工夫したりすることにより個室に近い空間を作り出すことができます。

例えば、ダイニングのそばにスタディーコーナーとしてカウンターを設けると、お子様の宿題スペースとして活用できます。
また、明日の学校の準備が出来るよう、教科書やお便り置き場の棚もセット設けると良いかもしれません。

キッチンのそばだと、料理の合間にレシピを確認したり、学校の書類に目を通したり出来ます。
また、キッチン、洗面、クローゼットなどの家事動線によってはひとつのカウンターで、服のアイロンがけやお化粧などたくさんの用途があります。

まとめ

「書斎」と言っても「個室タイプ」、「オープンタイプ」なのかで使い勝手は変わってきます。

部屋のサイズなどを整理し、どのような空間にしたいのか具体的にイメージすることが大切になってきます。

ライフスタイルに合った、理想の書斎を追求していきましょう！