情報を集めること、家をつくること。
こんにちは。設計サポートの徳田です。
今回も設計の仕事レポートとして、「SNSとお客様と建築士」についてのお話となります。
SNSがとても普及したこの時代。
情報収集はまずSNSから、という人はとても多いと思います。
みなさまも家づくりを考え始めた際は、まずは実際に家づくりをした人の投稿を見られるのではないでしょうか?

「失敗談」や「成功談」
「お洒落なお家」に「なんとなく好みではない家」
SNSには、本当に沢山の情報があります。
見切れないほどの情報の中から好みの内容を探して保存し、また新たな情報を探しに行く。
終わることのない模索となってしまうと思います。
知識も情報もないまま家づくりをするのは、とても不安なはずです。
「これで本当に良いのか?」
「自分たちに合っているのか?」
そういった不安をなくすためにも、SNSで情報を集め、「正解」にたどり着けるように進んでいく。
とても良い行動だと思います!
ですが、ここで一つだけ考えていただきたいことがあります。
「正解」とは、誰にとっての正解でしょうか?
「SNSで見かけたお洒落な要素を集めた家」や「たくさんの成功談を集めた家」。
それらは、きっと素敵なお家になると思います。
ですが、少し言葉を言い換えると、「見栄えの家」や「理想的に見える家」とも言えるかもしれません。
もちろん、それが悪いわけではありませんし、SNSを否定するわけでもございません。
ですが、“みんなにとっての正解”と“自分たちにとっての正解”は、それぞれ違います。
例えば、みんなが良いと言う間取りでも、暮らし方によっては住みにくくなってしまうこともあります。
大きな窓が心地良いといっても、落ち着けるような空間が良いと思う人もいます。
このように、家づくりには「みんなにとっての正解」はあっても、「自分たちにとっての正解」はそれぞれ違います。
だからこそ、SNSで見つけた情報をそのまま取り入れるだけでは、本当に心地良い家にならないこともあります。

ここまでの話を聞くと、
「SNSの情報を集めたらダメなのか?」
「設計士の言うとおりにするのか?」
と思われるかもしれません。
そんなことはございません。
SNSで沢山の情報を集め、「これ、良いな」と思った内容を、ぜひお話しください。
集めていただいた情報の中から、お客様に共通する好みを発見したり、暮らし方や敷地に合わせて整理やアドバイスを行ったりする。
それも、建築士の大切な役割の一つだと思っています。
これも、時代に合わせた「SNSとお客様と建築士」の家づくりの関係なのかもしれません。
これまでのお話は、まだまだ若手の私の、少ない経験の中での話となりますので、「そんな考え方もあるのか」と少しでも感じていただければ満足です。
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